焼却灰等/溶融処理施設
焼却施設から排出された焼却灰を、電気式溶融炉を使用して再資源化します。 焼却灰、焼却飛灰、脱塩飛灰、無機汚泥を高温で溶融し、徐冷・再結晶化させ「溶融還元石 エコストーン」に生まれ変わります。 溶融メタルは有価金属として売却し、外部の精錬工場で金属素材として再生します。さらに集塵装置で捕集した溶融飛灰は亜鉛、鉛が豊富に含まれるため非鉄精錬工場で再資源化します。 | |
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ロータリーキルン(乾燥機)焼却灰は、回転する窯(キルン)の中で熱風とともに撹拌され、含有されている水分を除去。還元溶融炉でのスラグ・メタル生成に備えます。 |
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還元溶融炉焼却灰を1500℃以上の高温に加熱、溶融する装置。比重の差を利用して、溶融還元石と溶融メタルを効率的に分離・出滓します。 |
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リサイクル製品分離した溶融還元石と溶融メタルは、それぞれ高品質なリサイクル素材として再活用されます。 |
溶融処理施設 対象品目 : 燃え殻、汚泥、金属くず、ガラスくず及び陶磁器くず、 鉱さい、がれき類、 ばいじん、処分するために処理したもの(コンクリート固形化したものに限る) 特定有害鉱さい、特定有害ばいじん、 特定有害燃え殻、特定有害汚泥 (以上 Cd、Pb、Cr6+、As、Se を含むもの) 注)ガラスくず及び陶磁器くず、ならびにがれき類は石綿含有産業廃棄物を除きます。 注)燃え殻、汚泥、鉱さい、ばいじん、廃酸、廃アルカリは水銀含有ばいじん等を除きます。 注)全ての産業廃棄物において水銀使用製品産業廃棄物を除きます。 前処理設備 : 分篩、破砕、磁選、乾燥、脱塩 処理能力 : 67.2t/日 稼働時間 : 24h/日 炉型式 : サブマージドアーク炉 構造・設備の概要 環境保全対策 |